2009年 08月 05日
「宇宙からの帰還」 |
先日、若田光一さんが無事に地球に帰還されました。
それまで何度となく打ち上げが延期されていただけに、
無事に任務を終えられホッとしました。
人類が初めて月に降り立って今年で40年になるそうですが、
今考えても驚異の出来事であったと思います。
立花隆さんの「宇宙からの帰還」では
宇宙飛行の前後での、飛行士たちの心境の変化などが綴られていますが、
ほとんどの宇宙飛行士が共通して述べているのが、
地球という存在が奇跡であること、
そしてその地球で人間同士が争うことの愚かさでした。
大気圏から飛び出し、外から眺めることによって初めて
私達人類を含めた生物を有する地球という存在について
深く考えられるのかもしれません。
(前田太郎)
by suzuki-koumuten
| 2009-08-05 21:43
| 文化