2007年 10月 19日
レーモンド「夫妻」展 |
鎌倉八幡宮の参道左手の木立に囲まれ、池に面して建つ、神奈川県立近代美術館・鎌倉で開催されている、「建築と暮らしの手作りモダン アントニン&ノエミ・レーモンド展」に行ってきた。秋晴れの気持ちの良い一日であった。
レーモンドの作品は、群馬・高崎にある群馬音楽センター(1955-61)、旧・井上房一郎邸(高崎哲学堂)、軽井沢の聖ポール教会(1934-35)と現在は、移築された夏の家(1933)を見学させてもらっている。
木造を表しにした構造は、足場丸太程度の太さの材を軽やかに使った建物であり、線と時間がたった木肌は実に美しかった。その構造に包まれた空間は温もりがあり、外部へと続く視線の広がりが、自然のなかに自分がいる思いをさせてくれた。
シェル構造のコンクリートのダイナミックな力強さと美しさもあるが、軽やかなデザインを求めた仕上げを感じた。この展示の建物や他の作品を見て軽快さを思った。
最近は耐震偽装問題以来、建物の強度ばかりが騒がれて、ますます重いデザインになっていくように思われるし、心配でついつい気持ちもその方向に走ってしまう。
さて、レーモンド事務所でデザインの責任者であり、多くの作品の協力者であった、妻ノエミの手がけた家具、テキスタイル、そして、彩色された建物パースや絵画も展示されていた。二人三脚での仕事は、幸せそのものと思えた。
ライトに退職を申し出た時、彼はアントニンに「私は、君の試みにまったく異存はない。
ただし、君やほかの誰かが、私の作品にどこか似たものを呆れるほど際限なく日本に移植することは断固反対する。」と手紙に書いたそうです。
創造のエネルギーを燃やさなくては。(可)
レーモンドの作品は、群馬・高崎にある群馬音楽センター(1955-61)、旧・井上房一郎邸(高崎哲学堂)、軽井沢の聖ポール教会(1934-35)と現在は、移築された夏の家(1933)を見学させてもらっている。
木造を表しにした構造は、足場丸太程度の太さの材を軽やかに使った建物であり、線と時間がたった木肌は実に美しかった。その構造に包まれた空間は温もりがあり、外部へと続く視線の広がりが、自然のなかに自分がいる思いをさせてくれた。
シェル構造のコンクリートのダイナミックな力強さと美しさもあるが、軽やかなデザインを求めた仕上げを感じた。この展示の建物や他の作品を見て軽快さを思った。
最近は耐震偽装問題以来、建物の強度ばかりが騒がれて、ますます重いデザインになっていくように思われるし、心配でついつい気持ちもその方向に走ってしまう。
さて、レーモンド事務所でデザインの責任者であり、多くの作品の協力者であった、妻ノエミの手がけた家具、テキスタイル、そして、彩色された建物パースや絵画も展示されていた。二人三脚での仕事は、幸せそのものと思えた。
ライトに退職を申し出た時、彼はアントニンに「私は、君の試みにまったく異存はない。
ただし、君やほかの誰かが、私の作品にどこか似たものを呆れるほど際限なく日本に移植することは断固反対する。」と手紙に書いたそうです。
創造のエネルギーを燃やさなくては。(可)
by suzuki-koumuten | 2007-10-19 17:48 | Trackback(1)



