2010年 06月 29日
熟成していくということ |
「経堂の住宅」のお引渡しから1年が経ち、定期点検に伺ってきました。
柱や梁、床、天井板それぞれが、一年という短い時間のなかで
確実に変化している様子が窺えました。
それは単に建物本体に限ったことではなく、
空っぽであった家に、
家具や調度品、
そこで営まれる住まい手の生活が入ることによって、
空間としての密度を増すということでもあります。
まだ一年が経ったところですが、お引渡しの前と比較すると
その変化がはっきりと見てとれます。
これから先も確実に熟成が進み
どのように変わっていくのか。
その様子を考えると、とても楽しみでもあります。
(前田太郎)
by suzuki-koumuten
| 2010-06-29 15:11
| お宅訪問