2008年 02月 27日
CH20 エルボーチェア |
ハンス・J・ウェグナーによって1956年にデザインされた椅子。
当初は技術面、費用の面からプロトタイプの製作で終わっていたのですが、
約半世紀の時を経て、ようやく量産可能となり、製品化に至りました。
この椅子の特徴の一つに、スタッキングできることがあげられます。
可喜庵のようなイベントを行う場所では、時に椅子を収納する場合がありますが、その際にスタッキングできるか否かで収納性は大きく違ってきます。
CH20のように積み重ねた姿も美しければ、なおのことです。
椅子のように数の出るプロダクトでは、いかに体積を減らして運送費を安くするかということも、製品価格を決める上でデザインの重要な要素だと習ったことを、ふと思い出しました。
(前田 太郎)
by suzuki-koumuten
| 2008-02-27 21:37