2006年 05月 20日
可喜庵 |
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by suzuki-koumuten
| 2006-05-20 13:54
2006年 05月 20日
(鈴木工務店HP内 「つれづれ道草」に掲載されたものです)
![]() ![]() 正門に立って成長した樹木と広がりとその風景に溶け込む園舎の配置をみて、私は自然に「気持ちがいい場」という言葉がでてきました。 「緑と木陰」を大切に考えた計画でスタートしたみつまた保育園は、32年前100本の苗木を植えて、それを大切に育ててきたそうです。 今ではポプラの高木、枝を大きく広げ欅の木が目立つ緑豊かな環境に成長しています。今回も木を伐採せずに移設することで計画を立てたそうです。 ![]() お年よりは子どもから元気をもらい、子どもはお年寄りをいたわる心を養う場でもあります。 社会、家庭生活に必要な基本のひとつだと思います。 園は「ゆたかでゆとり」ある施設を目指し、これからも進めていくとのことでした。 さて、保育園は「とにかく、床が命。子ども達が一番触れる場所」を実践すべく、OMソーラーの採用、「暖かい木の床」になっています。 子ども達が、見て、さわって、感じて遊ぶことを通して「見る目を養う」ことが子どもたちの判断力を身に付けさせられる。 この日も子ども達が床に安心しきって寝転んだり、気持ち良さそうにハイハイをしていました。通常、園児が確保できる面積は6㎡/人程度だそうですが、それを大きく超えた10㎡/人でスペースが確保されており、ゆとりのある空間になっています。 住宅も設計でも、ゆとりある「ゆたか」な住まいづくりを目指す私たちにとって、みつまた保育園からヒントを発見した一日でした。(と) #
by suzuki-koumuten
| 2006-05-20 13:02
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